当日券販売も開始!岡本太郎が生み出した「太陽の塔」の内部は圧巻!

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大阪吹田市にある「万博記念公園」に行ってきました。
「万博記念公園」は77か国が参加し6400万人の入場者と好評だったそうで、その跡地に造られた公園です。
万博のテーマ展示プロデューサーを務めた岡本太郎氏の作品「太陽の塔」は多くの方が一度は目にしたことがあるはず。半世紀にわたり、保存されていた内部は修復し2018年から一般公開が再開!塔の内側は一体どのようになっているのでしょうか。

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「太陽の塔」とは!?

1970年にアジア初となる大阪万博が開催されました。
その際に創られた万博の象徴となるアイコンがこの大きな「太陽の塔」というわけです。
太陽の塔は高さ70m、腕の長さは25mもあるんだとか。
大阪万博のテーマであった「人類の進歩と調和」をモチーフとして建てられた作品は今もなお、多くの日本人に知られ、大阪のシンボルとして存在しています。

3つの顔を持つ太陽の塔

大阪万博のテーマ館が「過去」から「未来」そして「現在」と巡る構成だったことから、特徴的な太陽の塔の顔は「現在」、頭の部分についている黄金の顔は「未来」を、背面の黒い太陽は「過去」を表しています。

ちなみにギリギリまで近づくことができるので地面からそびえ立つ迫力ある太陽の塔を写真に収めることができますよ。

太陽の塔に入るには?

太陽の塔の内部観覧には前日までにWEBサイトから予約が必要です。

入館について

料金:大人930円/小中学生:380円(※入園料含む)
見学時間:30分
※事前予約されている方は券売機で入場券は買わず、入場ゲート(団体窓口)にて予約完了後にメールに届く「QRコード」をスタッフに提示すればOK!

ただし、予約に空きがある場合のみ当日券の販売も行っています。

当日券購入方法

販売時間:10:00-16:30
販売場所:太陽の塔受付
支払方法:当日券の場合は現金

他の方のクチコミなどを見ても、当日は“完売”していると書いているのを見て予約をしていきました。案の定この日も平日でしたがGW中ということもあり完売。
事前に購入できる方は予約をして行くのがおすすめです。

予想できない岡本太郎のエネルギー溢れる世界観を直に感じる!

太陽の塔はふたつのゾーンで構成されています。
はじめは<地底の太陽>ゾーン。
ここでは、万博当時の地下展示「過去:根源の世界」を体感できる作りとなっています。
岡本太郎が制作した巨大な仮面が見られるのですが、写真を撮っていいのか不安で撮っていませんでした(涙)
当時のものは失われてしまったようで、この展示のために再現されています。

ついでに写真撮影は1階のみOK(地底の太陽ゾーン及び生命の樹の1階展示フロア)

もうひとつが<生命の樹>です。
太陽の塔の中には41m続く1本の巨大な<生命の樹>が天高く伸びています。
約40年前からの生命の過程を表し「原生類時代」「三葉虫時代」「魚類時代」「両生類時代」「哺乳類時代」とテーマ「過去」・「現在」・「未来」に沿って33種類183体の生きものがびっしりと樹の幹や枝に張り付き、まさに「人類の進歩と調和」を考えさせられます。

はじめて樹と対面した時の、ドキドキとわくわく。そして少しの「不安と希望」。
異世界へと誘われる、不思議な空間をぜひ体験してみてください。

頂上にたどり着くと太陽の塔の腕の部分<太陽の空間>を確認することができます。
鉄骨部分と照明演出が重なり、その先が無限に続いているような感覚に。

樹の頂は最後まで確認できないようになっています。
スタッフの方によると「見えてしまうとロマンがなくなるからなんだとか」。最後まで抜かりない岡本太郎の拘りと遊び心が窺えます。

階段を下る帰り道には制作までの建設風景がパネル展示によって紹介されています。
1階に到着する頃には岡本太郎の偉大さと巧妙に作りこまれたこのシンボルの魅力を一層感じることでしょう。

1階にはミュージアムショップがあるので、お土産を買って帰るのもいいですね。
入店には人数制限が設けられているのでこの日は10分弱待って入ることができました。

こうして中を知ると行きとは違う気持ちで太陽の塔を見上げてしまうのではないでしょうか。

大阪府吹田市千里万博公園1-1
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