都心から移動時間が短い場所でリフレッシュすることが最近のマイブーム。
東京から箱根までわずか2時間弱で行けるので、大人旅に本当におすすめです。
今回は、車を使わずに楽しめる1泊2日のプランをご紹介します。
東京 → 箱根(仙石案内所)までのアクセス
箱根への女子旅は、バスタ新宿からのバスでスタートしました。箱根湯本や小田原が目的地なら電車がスムーズですが、それ以外の場所に行く場合はバスに乗ってしまうのも手段のひとつ。一度乗ってしまえば乗り換えもなしで楽ちんです。
ただし、到着時間に関してはあまり参考にならないことがあるので、余裕を持った計画がおすすめです。今回、渋滞には巻き込まれませんでしたが、途中で乗客が降りる際に運転手さんが荷物を出す作業を何度かお手伝いされていて、結果として到着が約1時間遅れました。
1日目
12:00 LUDERAでランチ
午後1時にはオリエント急行を予約していたので、「箱根ラリック美術館」のすぐ近くにある「LUDERA」でランチをすることに急遽決めました。
店内は温かみのある木のインテリアで居心地がよく、もう少しゆっくりしたかったのが本音(笑)
メニューはどれも美味しかったです。一品一品がたっぷりとしたボリュームで、時間が限られていたこともあり、シェアするのがちょうど良かったかも。テラス席ではペットと一緒に食事を楽しむことができるそうです。
13:00 オリエント急行 ティーサロン
箱根エモアテラスの開業1周年キャンペーンに当選し、ずっと憧れていたオリエント急行へ行ってきました。
「オリエント急行ってなに?」という方に簡単に説明すると、箱根の「ルネ・ラリック美術館」内にある豪華列車の中で、優雅なティータイムを楽しむことができる体験です。
この列車は、1928年にラリックが68歳の時に手がけた空間装飾が施されており、2001年まで実際にパリで運行されていたものなんです…!時を超えてパリから日本へやってきたこの列車で、素晴らしいひとときを過ごすことができるなんて、なんだかロマンティックではありませんか。
細部にまでこだわられた装飾に、終始感動が止まりませんでした。この贅沢な空間をぜひ体験してみてほしいです。基本的に事前予約はできず現地での当日先着順のようです。
15:00 ライムリゾート箱根に宿泊
今回の宿泊先に選んだのは、「ライムリゾート箱根」。ここは“合宿型施設”として有名ですが、実は私たちのような一般の方も宿泊ができます。
昨年から友人とのんびりお籠りステイをしたいね!と話していた念願の旅だったのですが、本を片手にくつろぐのにぴったりなお宿でした。
お部屋には露天風呂がついていたり、館内の大浴場で箱根温泉に入れたりと日頃の疲れをゆっくり癒すことができ最高でした。
15時ちょうどにチェックインを済ませてお宿の中をお散歩したり、本を読んだり。日常では気が付くと移動中やお風呂の中でさえも何かをしていないと焦りを感じてしまう程、忙しなく過ごしてしまうので“計画的にゆっくり過ごす日を作る”ことは大事だな~と実感しました。
朝食は朝からしっかりと楽しめるのが嬉しいポイント。素材の味を生かした1プレートの朝食は、和風と洋風のどちらかを選ぶことができます。
ドリンクはセルフサービスでデトックスウォーターやヨーグルト、シリアルなどもありました。
おすすめ ライムリゾート箱根の宿泊一覧はこちら
18:30 銀の穂で夕飯
夜の食事はライムリゾート箱根から徒歩約12分の「ごはんと板前料理 銀の穂」へ。ホテルスタッフにディナーの相談をしたところ、「銀の穂」は提携していないものの、送迎サービスが利用できると教えてもらい、行ってみることにしました。
温かい雰囲気の店内で「あべ鶏わっぱめしハーフ」と旬の「焼きたけのこ」を注文。本日久しぶりの和食に心もお腹もほっこり満たされました。
2日目
2日目はニコライ バーグマン箱根やポーラ美術館を訪れるつもりで計画をしていましたが、貸切や展示替えで休館していることを知り突然のノープランに(笑)たまたまタクシーに乗った際に運転手さんに情報を教えていただきました。有難い…!
そのため、訪れたスポット自体が少ないのですが、そのなかでもおすすめのスポットをお伝えします。
週末はお洒落なカフェやレストランはウェディングパーティーで貸切になっていることもあるので、店舗のSNSなどで営業状況を確認してしておくのが安心です。
11:30 開化亭でランチ
お昼は岡田美術館の敷地内にある開化亭へ。古き良き日本家屋を改装した建物は、木の温もりに包まれた空間でとても素敵でした。名物の山海の幸を使ったうどんを注文。
食後は、美術館の庭園をお散歩しました。
無料で開放されているこの庭園は、緑が本当に美しく、ぜひ立ち寄ってほしいお気に入りのスポットです。
14:00 Hakone Dolce studio STELLA
冒頭に書いた通り2日目のスタートはちょっと予想外の展開に。お目当てのお店がまさかのお休みで、どこに行こうかと迷っているうちに、気がづけばおやつタイムに突入!そこで、気になっていた「すてら」に足を運びました。
お店の前には行列ができていましたが、ジェラートだからか回転率が早くそこまで待たずに入店できました。
わたしは、小田原産の片浦レモンを使用した期間限定品のレモンのレアチーズを注文。まろやかな酸味とクリーミーなチーズが絶妙でした。
厨房の上に飾られていた看板がレトロで思わずカメラを向けたくなるかわいさ。
15:30 箱根湯本駅 →新宿 帰宅
帰りは箱根湯本駅から電車で帰宅。とにかく都心から気軽に行けて車の運転も必要ないし、今のわたしには満足度の高い旅でまたふらっと気の赴くままに行きたいなと思いました。
1泊2日箱根旅の参考になればうれしいです。