「草津ホテル1913」で過ごしたお正月 | 旅と本

「草津ホテル1913」で過ごしたお正月

草津ホテル1913

16連休あったはずの冬休みも風邪気味であっという間に最後の週末に。

最後の週末で今年の旅初めに選んだのは「草津温泉」。夫の家族と初めての旅行だったので、都心からそんなに離れていないけど、少し普段の日常から離れた気持ちになれるところにしようと「草津温泉」を選びました。

1日目 8:20 渋谷 → 草津

行きは渋谷から片道4時間かけてバスでゆっくりと向かうことにしました。
街にだんだんと山々があらわれ、景色の変化を徐々に楽しめるのがバスのいいところ。

草津バス


普段は、旅の移動時間も写真スポットの構図を考えたり、行きたい場所をリストアップしたりすることが多いけれど、最近は眼精疲労が酷く頭痛と肩こりがひどいので、この旅は気の向くままの旅にしようと決めました。

草津に到着し、バスを降りると驚いたことに小さな雪が降っていて、温度計が-6℃を指していました。寒さを感じつつも、雪が降っているだけで気分が上がり、寒さも許せてしまうから不思議だ。

都心とは違う、澄んだ白い雪が見られただけで、すごく遠くまで来たような気分になります。

13:30 どんぐりでランチ

ランチは人気の洋食屋さん「洋食レストランどんぐり」で。
お店に到着するとすでに3~4組のお客さんが並んでいて、1時間ほど待って入店することができました。

どんぐりのスープ
どんぐりのチーズハンバーグ

私は「チーズのせハンバーグ」と「かぼちゃスープ」を注文。
ひと口食べると、体が温まるようなほっとする美味しさで、この寒さでも並んでしまうのも納得です。

電話 0279-88-7222
住所 群馬県吾妻郡草津町草津562−16
営業時間 11:30~14:30
定休日 水曜日

14:30 草津ホテル1913に到着

お腹も満たされ歩くこと約12分、本日お世話になる「草津ホテル1913」が見えてきました。

草津ホテル1913

1913年に創業した「草津ホテル」の歴史を感じる立派な佇まいに感激。

草津ホテル1913のロビー

お宿の入口にはストーブがたかれ、温かくして私たちを出迎えてくれました。

草津ホテル1913のやかん
草津ホテル1913の椅子

さり気なく置かれたストーブの上のやかんや、玄関用椅子がとてもかわいく、お部屋への期待が高まります。

草津ホテル1913の客室

お部屋の内装は、古典的でありながらも現代風を感じさせる和モダンな雰囲気で素敵。

エレジーは流れない

ほっとひと息ついたあと、三浦しをんさんの温泉地が舞台の小説『エレジーは流れない』を読みながらゆったり贅沢な時間を過ごしました。

電話 0279-88-5011
住所 群馬県吾妻郡草津町草津479
チェックイン 14:00
チェックアウト 10:00

草津ホテル1913の宿泊一覧はこちら

19:00 あ・うん亭でお夕飯

今回は朝食のみのプランにしたので、お夕飯は当日ネットで探したお宿から歩いて5分のところにある「あ・うん亭」へ。

あ・うん亭

店内はバリ風の内装で草津の雰囲気とは異なりますが、雑多な感じがかえって観光客でもいやすく雰囲気が良かったです。
お料理はGoogleのクチコミ通り、焼き鳥、ピザ、ナポリタンなど色々なものを頼みましたが何を食べてもハズレがなく美味しかったです。

電話 0279-88-0306
住所 群馬県吾妻郡草津町草津468−57
営業時間 18:00~21:30
定休日 月曜日

20:30 湯畑をお散歩

お夕飯の後は、ライトアップされた湯畑を見に少しお散歩。1月を過ぎても飾られているクリスマスツリーがなんとも愛らしい。

湯畑のライトアップ

2日目 8:00 朝食

木造建築の天上が広いお食事処「奥庭」で、和朝食をいただきました。
肝心の朝食メニューは、食べることに夢中で写真を撮るのを忘れてしまいました…。

草津ホテル1913の奥庭

朝食後はチェックアウトまでの時間、館内を散策することにしました。
館内に飾られている作品たちを見ていると、なんと片岡鶴太郎さんの作品でした!

片岡鶴太郎の絵画

お宿から歩いて約3分のところには、「片岡鶴太郎美術館」があるので気になられた方はそちらへ足を運んでみるのもおすすめです。

草津ホテル1913のテラス

さらに、館内には足湯が併設されたテラスがあります。小さな本棚に並ぶ雑誌を読みながら、ゆったりとした時間を過ごしました。

草津ホテル1913の宿泊一覧はこちら

10:30 熱乃湯で湯もみと踊りショー

草津に来たら見逃せないのが、「湯もみショー」。
司会の方の解説が面白く、草津温泉の歴史や特徴を楽しく知ることができました。

草津温泉の源泉は約50℃もの熱さなので、そのままでは入浴ができないことから考案されたのが、源泉の中に板を入れて湯をもむ「湯もみ」。おもしろいアイデアですよね。

草津の湯もみと踊りショー

お姉さんたちの湯もみと踊りは見応え十分でした。

チケットは事前の予約ができず、当日券を並んで購入します。
ホームページでクーポンも確認できるので、ぜひチェックしてくださいね!

電話 0279-88-3613
住所 群馬県吾妻郡草津町草津414
湯もみショー 9:30・10:00・10:30・15:30・16:00・16:30
※チケット販売は各公演の30分前から販売所のみで購入できます

11:00 草津温泉で食べ歩き

湯もみショーを楽しんだ後は、「白旗源泉」や「顔湯」などを巡りながら、食べ歩きグルメを楽しむのもおすすめです。

TOLO STAND

顔湯の目の前にあるTOLO STANDは、テイクアウト専門の「とろ地蔵焼き」のお店。
お地蔵様の形に癒され、なんだかご利益がありそう。

TOLOSTANDのとろ地蔵焼き
電話 0279-82-5805
住所 群馬県吾妻郡草津町草津300
営業時間 10:00~17:00

松むら饅頭

出来立てのお饅頭を食べられる「松むら饅頭」のお饅頭は黒糖を使用した薄皮でしっとり、餡はなめらかでいくらでも食べられてしまいそうな美味しさです。

松むら饅頭

パッケージや包装紙は思わず写真を撮りたくなるかわいさで、お土産に購入したかったのですが消費期限が4日間ということで断念しました。
バラ売りもしているので、草津に行かれた際はぜひ一度味わっていただきたいです。

電話 0279-88-2042
住所 群馬県吾妻郡草津町草津389
営業時間 8:00~17:00
定休日 火・水曜日

12:30 茶房ぐーてらいぜで軽いランチ

お店の名前「ぐーてらいぜ」はドイツ語で「よい旅を」という意味。お店に立ち寄るお客様がこれからも素敵な旅を続けることを願って名付けられたそう。素敵ですよね。

軽いランチと言いつつも、朝食もしっかり摂り、食べ歩きまで楽しんだので、ランチを食べるスペースはなく私だけスイーツを…(笑)

茶房ぐーてらいぜのゴルゴンゾーラとはちみつのチーズケーキ

「ゴルゴンゾーラとはちみつのチーズケーキ」とコーヒーを注文。ゴルゴンゾーラの味をしっかり感じつつも独特のクセがなく絶品でした。
また、一杯ごとに豆を挽いてくれるこだわりのコーヒーも美味しかったです。

電話 0279-88-6888
住所 群馬県吾妻郡草津町草津368
営業時間 9:30~16:00
定休日 火曜日

帰宅

翌日から仕事始めのため、お昼頃に草津を後にし、満ち足りた気持ちで自宅へと帰りました。今年も自分らしく良い年にできたらいいです。
湯畑周辺はコンパクトなので、日帰りでもたっぷり楽しめると思います。

湯畑の昼間

草津温泉を1泊2日で楽しむ旅のご参考になればうれしいです。

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